親として不安を感じる問題の解決のヒントに「子育てQ&A」pict-baby-nansaimade1親として不安を感じる問題の解決のヒントに「子育てQ&A」

子どもに関するいろいろな問題が日々報道され、親としては不安が募るばかりです。子ども自身の問題と育て方とは、どのように関係してくるのでしょうか?

Q乳児期の子育ての失敗はとり返しがつかない?

Aやり直しは何才でも可能。ですが遅くなるほど回復するまでに時間がかかります

「3才児神話」に代表されるように、乳幼児期は親や周りの人から受ける刺激によって脳が発達する感受性期だと言われています。親としては逆に「それならもし、悪い刺激を与えていたとしたら、一生とり返しがつかないのでは?」と考えても不思議ではありません。

なぜなら、心理学の専門家ですら、つい最近まで、良い影響を強く受けるのであれば、逆も成り立つに違いないと考えていたからです。

ですが、たくさんの実例を通して、それがまったくの思い込みだというがわかっています。

たとえば、生後すぐから数年の間、授乳とおむつがえしかしてもらえない施設で育ったために、発達遅滞がみられたある子どもたちは、その後適切な教育や愛情を受けたことで、知能が標準レベルまで回復しました。

また、生まれてから6年もの間、義理の母から精神的虐待を受けたことが理由で、情緒的に重度の障害を受けた双子が、その後、里親のもとで愛情たっぷりに育てられた結果、完全に回復したとの報告もあります。

このような実例は、感受性期が情緒の発達も含め、発達の限界期ではないことを明確に表しています。

もし、間違った刺激を与えても、母子いずれかの入院などで離れ離れに過ごさざるを得なかったとしても、精神的虐待を受けたとしても、その後、十分な愛情と適切な教育を受けることができれば、子どもは回復するだけの能力をもっているのです。

ただし、視力や言葉の発達、運動能力のように、ダメージが大きいと回復するのが困難な能力はあります。そのほかの能力についても、年齢が上がるにつれ、回復力が低下するため、回復させるにはたくさんの努力と時間、根気強い愛情を注ぎ続ける必要があるのは事実です。

Q0才から母親がフルタイム勤務でも大丈夫?

A家にいないことが即マイナスになると考える必要はありません

3才までの養育は母親が行うべきだとする「3才児神話」。この過ちはすでに科学的にも実証されています。にもかかわらず、日本の社会では、3才前に母親が仕事をもち、家庭で育児に専念しないことを否定的に見る考え方が、いまだ根強く残っています。

そのため、育児休業明けに子どもをおいて出勤することに対して罪悪感を抱いたり、働きたい気持ちがあるのに、我慢しているお母さんは少なくありません。それは日本のみならず、女性の社会進出が進んでいる欧米諸国でさえも、例外ではないようです。

アメリカでは1990年代に大規模な比較研究が数多く実施されました。結論としては、母親が乳児期から仕事を始めたからといって、育児に専念している母親と比較しても、マイナスになることはなく、むしろプラスになることもあるということです。

また、130人の子どもを生後6カ月から7才まで毎年評価した調査があります。この調査では、子どもの認知機能、気質、社会性、行動適応、入学後の学業成績、家庭環境や親子関係に至るまで、細かく比較し検討されました。

その結果、母親が仕事をもち育児を他人に委ねたことによって子どもに悪影響を与えることはなく、むしろ、仕事をしている母親のほうが教育熱心であり、子どもの発達にもよい傾向が見られたのです。

133人の子どもを乳児期初期から3~5才まで追跡した調査でも、同様の結果が得られました。興味深いのは、子どもに影響を与えるのは、母親が子どもの気質や個性を受け入れる態度だということ。

その態度は母親が自分の役割に対して満足しているかどうかで変わってくるということです。「子どものために」と自分の意志をまげて仕事をあきらめるのは、結局は子どものためにすらならないということです。



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