「困ったいたずら」にも意味がある!好奇心を尊重しようakkanbe_boy「困ったいたずら」にも意味がある!好奇心を尊重しよう

赤ちゃんは、見ていると吹き出してしまいそうなほど真剣な面もちでいたずらをします。

見ている人の気も知らず、「いたずら大成功」と言わんばかりの満面の笑顔を見せることもあります。大人から見ると無意味で困りものですが、いたずらというのは、赤ちゃんの好奇心の発現です。

いたずらは初めての知的大旅行

生まれてしばらくの間、赤ちゃんは、両親や自分の周りのものを、「あれは何だろう?」「一体何をしているんだろう」と、不思議な思いいっぱいでじっと見つめます。

赤ちゃんはこの世界の新人さんですから、どんな些細なことでも未知の、そして興味の対象となる出来事であり、物事なのです。

赤ちゃんは、はいはい歩きができるようになる7カ月から8カ月ごろから、ちょっとしたいたずら(に見えること)を始めるようになります。これは2歳ぐらいまで続きます。

お父さんやお母さんの腕に抱かれ、不思議に見回していたものを、自力で移動できるようになったのを幸いに、確認してみたり、行動に移したりし始めている時期です。

これらの行動は、大人から見れば困ったこと、しようもないいたずら程度にしか見えませんが、赤ちゃんにはまだ、していいことと悪いことの区別はつきません。

自分が知りたいと思うことを確かめたい一心、いわば大人にもある「知的好奇心」にすぎないのです。ですから、いたずらはステップアップのために絶対必要であるともいえます。

試行錯誤を繰り返しては、「これは理解した」「これはできる」と段階を踏んでいきます。

お子さんを2人、3人と育てていると、「これは上の子が小さい頃にもやっていた」とか、「あの子はこういうことはしなかった。個性の違いかな」と観察したり、分析したりするゆとりがあります。

ですが、核家族化や少子化の影響で、乳幼児と接したことがないまま結婚し、子供を得る夫婦が多くなっている現代、ある雑誌に「赤ちゃんがよくするいたずらトップ10」というおもしろい記事が載っていました。

1位は「ティッシュペーパーを引き出す」2位は「テレビのリモコンをなめたりいじったりする」と続き、何かの中にきちんとおさまっているものを引っ張り出してしまう、何かをなめる、いじるといった内容が多いのがわかります。中には笑って見ていられるようなものもありますが、薬や電池といった危ないものの誤飲など、命にかかわる場合もありますから、見守りと注意が必要です。

「薬品、洗剤などのお子様の手の届かないところに」という文言は、伊達に書いてあるわけではないのです。

いたずらには個人差がある

いたずらの内容は、男女の赤ちゃんで差はあるのでしょうか。ベースはほぼ一緒ですが、思わず「やっぱり女の子だね」とか、「男の子はこういうのが好きだね」と言いたくなるような違いが見られることもあります。

例えば、男の子は、何かに手で触れて回してみたり、その動きに興味を持つことが多いようです。何かを組み立てたり、壊したりということに強い関心を示します。

女の子は、洋服ダンスからお母さんの服を出してみたりして、大人のマネをすることが多いようです。

乳幼児はいたずらをするものといっても、あまり目立ったいたずらをしない子供ももちろんいます。といっても、そういう子供でも、よくよく観察していると、何かしらのいたずらめいた行為は見られるものです。

物事をじっくりと観察し、よく考えて行動するタイプの子供、そういう個性を持っている子供ということです。いたずらがステップアップに必要な段階とはいえ、あまりいたずらをしないからといって、そのこと自体を心配するのは取り越し苦労です。

おおらかな気持ちで見守って

赤ちゃんがいたずらをしているとき、寛大な気持ちで見守ってばかりもいられないでしょうが、「あー、またやってる。この子はこうした手を使って、やがて器用になっていくのかな」と、大人のゆとりで鷹揚にとらえましょう。

もちろん、放任ばかりも問題です。やっていいことと悪いことの区別がつくように、ちょっとずつでも教えなければなりません。

子供がクレヨンで絵が描けるようになる、これ自体はとても喜ばしい成長なので、お母さんは、子供が好きなだけ絵が描けるようにと、家の中で子供の手や目が届く範囲全部に紙を張りました。

家のあらゆる場所で躊躇なく絵がかけるようになった子供は、他人の家の壁(当然、紙など貼ってありません)にも、それはやってはいけないことと気づかないまま描いてしまうおそれがあります。

そこで親は「そこに描いてはだめ」と注意することになります。子供にしてみれば、家でやっても叱られないことを、よそのおうちでやったら叱られるということに混乱するかもしれませんが、そうした経験も大切なのです。

叱るときは、「こういう理由で、してはいけません」というように、子供も納得するように言わなければなりません。そうして注意されているうちに、子供としても、してもよいことと悪いことの区別がついてきます。

納得のいかない理由で叱られたり、怒られたりすることで、子供が自己否定するようになる可能性がありますから、物事の限度を覚えながらも、自己否定感を抱かないようにすることです。

といっても、感電のおそれがある電化製品のプラグやコンセント、ガスなど、危険なものを面白半分にいじったら、「それはダメ!」と少し強く注意することが大事です。命にかかわることですから、叱られたときのインパクトがある程度必要なのです。

それもふだんは諭すように優しく話してくれるお母さんが、ちょっと怖い顔になっているというシチュエーションが効いてくるところです。「これはただごとではない」と赤ちゃんも悟り、してはいけないことであることを実感するはずです。



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