大きな大脳皮質がヒトの脳の特徴【脳の構造と役割分担】

大きな大脳皮質がヒトの脳の特徴【脳の構造と役割分担】00040_01

脳の名称と位置

図解左側の人体図のほうをまずごらんください。末梢神経のうち「感覚神経」とも言われるものが全身に張り巡らされています。これが体の外側から与えられるあらゆる刺激をキャッチします。

それらは、図解右の絵の中の根のように長く伸びた部分、脊髄と呼ばれる神経幹に集められ、そこから中枢神経を通して脳に情報として伝えられます。これに対して脳からの命令は、中枢神経から脊髄に対して送られ、そこから末梢神経系のうちの「運動神経」と呼ばれる神経を通し、全身に伝達されます。

やや乱暴にいえば、見えるもの、音、においなどの刺激情報が脊髄の中枢神経を通して脳にインプットされ、それに相応する体の動き―無意識の反応も含みます―をするように脳から出された命令が、中枢神経を経て送られ、「運動」「反応」「反射」などの形でアウトプットされるといったところでしょうか

脳は外界に適応するための指令塔

脳というのは、端的にいうと神経系が発達したものです。神経系は中枢神経系と末梢神経系に大きく分けられ、前者は脳と脊髄を結ぶものです。後者は、脊髄と全身の皮膚、筋肉、さまざまな器官を結ぶものです。

人体模型のようにわかりやすい形状のものを思い浮かべていただいたとき、頭蓋骨と背骨が神経系の発達した姿だと考えていただくとわかりやすいでしょうか。

末梢神経系についてさらに詳しくいいますと、外から受ける刺激―何かに触れた感覚、見えたもの、聞こえた後など、そういったものを脊髄に伝えるもの感覚神経といいます。逆に、脳から出た命令を脊髄から筋肉などに伝える働きをするものを運動神経と呼びます。

ただし、末梢神経系の中でも、中枢神経系からの指示にあまり左右されることがない自律神経と呼ばれるものがあります。視床下部、延髄といった脳幹部分にある器官は、この自律神経によって体内環境の調整を行います。例を内臓血管のコントロールなどです。

ほかにも小脳という器官は、歩くときに足を交互に出すといった無意識の運動機能を調整し、本能的な体と心のバランス感覚を保つ役割をしています。

 

大脳皮質の領域

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これはヒト(人間)の脳を図示したものです。ヒトの脳の大脳皮質の中で、機能の特定ができない連合野が占める割合は、かなり類似した脳構造になっているチンパンジーのその部分の4倍ないし5倍もあるということです。中でも特に大きく発達しているのは前頭連合野という部分で、チンパンジーは大脳皮質の17パーセント、ヒトの場合は3分の1弱に当たる29パーセントに上るといわれています。

大脳皮質は場所によって役割が違う

大脳は、いわば中枢神経系の総司令部といえる器官です。その働きの大部分を、大脳皮質といわれる大脳の表面を覆っている神経細胞の層が担っています。大脳皮質は左右に分かれていますが、それがさらにそれぞれ脳溝と呼ばれる浅い溝で四つの脳葉に分けられています。それぞれは働きが違っています。

今のところ機能が明確にわかっている大脳皮質の領域は、運動野と、視覚野・聴覚野・触覚が集まっている体性感覚野と呼ばれている部分です。

しかし、運動野にも感覚野にも属さない、「連合野」と呼ばれている部分については、現時点でまだ機能についてきちんと特定されておりません。

例を挙げれば、頭頂連合野と呼ばれている部分は、視覚野、聴覚野、そして体性感覚野のいずれからも情報をキャッチしていますが、もしもこの頭頂連合野に傷を負うようなことがあれば、感覚的には正常といえる状態でありながら、右と左の区別がつかなくなってしまったり、自分の片手が自分のものであるという当然のことが正確に判断できなくなったりという、いわば故障のような状態になってしまいます。

このように、連合野というのは一言で説明のできる機能を持った領域ではありませんが、他の複数の領域からの情報を受け取って取りまとめ、さらに複雑で高度な判断や認識ができ、それを行動へとつなげられるように機能する、高度な情報処理ができる領域ということです。つまり上の図解と照らし合わせると、ヒトの脳は高度情報処理領域が大変広いということがいえます。



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