言葉と音をいっしょに体で覚える「ベビーサイン」はいつから始める?

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 「ベビーサイン」が子育て中の母親を中心に、静かに流行しています。

赤ちゃんにボディランゲージを使って話しかけるという方法ですが、何か特定の決まりごとに即したものでなくても、赤ちゃんにはそれを理解する力がもともとあるのです。

表情のまねが共感する心を育てる

生まれたばかりの赤ちゃんは、ほぼ泣くことでしか自分の意思を伝えることができませんが、その頃から、大人と立派にコミュニケーションを図り、言語を習得しています。

その道具となるのて、赤ちゃんの場合は耳から入ってくる音に限られてしまいますが、「言葉」だけではありません。周囲の人々の表情やしぐさ、ジェスチャアなども、伝達手段として大変有効なのです。

 

赤ちゃんのコミュニケーションは、「大人(周囲の人々)のマネ」から始まります。試しに、新生児に顔を近づけ、口を開いたり閉じたりという単純な表情の変化を示してみてください。

赤ちゃんはそれを見て、何とか同じようにしようと、不完全ながらマネをします。生まれたばかりの赤ちゃんが、初めて見たはずの人間の顔の表情を、反射的に真似する能力を備えているというのは、何やら神秘的な感じさえしますが、これこそ遺伝子のなせるわざです。

 

「学ぶ」の語源が「まねぶ」だったという話があるように、そういった表情や動作をまねることは、学習する能力を向上させることにもつながりますし、相手がどんな気持ちなのかと自ずと感じとったり、共感したりすることにもつながります。

こうした対人的な知能のベースを作っていくともいえます。赤ちゃんは実は、表情のまねをするだけではなく、優しく笑いかけてくれる人は気持ちが安定している、怖い顔をしている人は怒っているといった、表情が持つ意味を感じとる力も持っているのです。

 

生後6か月程度の赤ちゃんに、ある大人がレモンを口に入れて酸っぱそうな表情を見せてみたら、その後改めて、今度はおいしそうにレモンを口に入れたとしても、やはり酸っぱそうに口をすぼめるという表情をまねした、という実験結果があります。

その赤ちゃんは、大人の酸っぱそうな顔に何か思うところあったのか、今度は口にレモンを入れるまねをしながら、酸っぱそうな表情を見せたということです。

 

人間の感情が最もよくあらわれるのは、やはり顔の表情です。

赤ちゃんはその表情をまねすることで、イメージを体で覚えます。この能力こそが、相手と同じ立場に立ち、相手の気持ちになって物を考えるという共感性そのものといえなくはないでしょうか。

赤ちゃんは周囲の大人たちの表情や体の動きを目にし、まねをすることでこそ、共感性の高い優しい人間に成長できるということです。

つまり、大人がどんな表情で、どんな態度で赤ちゃんに接していくかは、赤ちゃんの人間形成にも大いに影響するのです。

身ぶり手ぶりが言葉の意味を教える

言葉に対する感受性や言語能力を育てるのは、耳から入る音声だけではありません。

赤ちゃんに話しかけるとき、人はそれぞれてんでばらばらな言葉を使いますが、赤ちゃん側はきちんとそれぞれの持つ意味や文法を学ぶことができているものです。

そこで、ある能力の発現が見られます、と言うと少しおおげさかもしれませんが、要するに、「ワンワン」が犬という動物のことであり、ネコや馬といったほかの動物ではないのだと限定して受け入れ、理解する力です。

この能力がさらに発達を見せると、会話中でしばしば登場する「あれ」「これ」といった指示語や、「行く」と「来る」の違いはどういうことかといったような高度なことを理解した上でのコミュニケーションの段階に入ります。

 

その能力を自分のものにするために機能するのは、言葉の意味を目で見えるイメージによって短期記憶しておくワーキングメモリというものです。

成人でも、スポーツやひと仕事の前に「イメージトレーニング」というものをすることがありますが、赤ちゃんにとって、この目に見えるイメージというものは、人間の運動機能をつかさどる小脳にも作用して、いわゆるイメトレ的なこともできるのだそうです。

例えば「ボール」という単語を聞けば、投げたり、転がしたりといった動作イメージに自動的につながって、小脳も、まるでその運動をしたかのように機能するといいます。

 

赤ちゃんに働きかけるとき、自分の表情や身ぶり手ぶりがいつもより大きくなっているのを感じることはありませんか。

それは何も、最近の傾向というわけではなく、「そういうふうになっている」とでもいうべき事象のようです。

うまくしたもので、赤ちゃんの方は、大人のそういった動きから、言語というものを身体の動きのイメージとしてとらえて、さらに相手の気持ちを読み取るといったトレーニングをおのずとするようになってきたのです。

 

ベビーサインも効果的ではありますが、限定された言葉に限定されたジャスチャアという規則性の上で教えるのは、やや堅苦しいものです。

赤ちゃんを慈しむべき小さな存在としてかわいいと思うと同時に、一個の人間として尊重し、心をこめて話しかけるだけでも、赤ちゃんはその真意をきちんと受け取れるのです。

いわば、そういった人間らしいコミュニケーションが何より大切だということを心にとめて、どんどん赤ちゃんと接し、話しかけてみましょう。



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