親の接し方が違いを生む男の子と女の子のジェンダーとはohirume親の接し方が違いを生む男の子と女の子の育て方

「男らしさ」「女らしさ」は脳の相違よりも、環境による影響のほうが大きいといわれています。中でも影響するのは子どもに対する親のかかわり方。わが家ならではの「らしさ」をどのように考えますか?

○脳の構造だけではない先天的な違いがある

男の子は空間的な知能が発達しやすく、理数系が得意、女の子は話すのが好きで文系が得意というのは、生まれもった脳の構造によると言われています。

ですが、男女で最も違う左脳と右脳を結ぶ脳梁の太さの差が、男女差にどのように影響しているかは、俗説はあるものの科学的に証明はされていません。

逆に、現在は、男の子は攻撃的、女の子は従順な傾向が強いのは、先天的な違いではないかという説が主流となっています。脳のどこが違うのかはわかっていません。

男女での構造の違いは、胎内にいるとき、男の子のみ男性ホルモンを吸収するためと言われており、男の子の攻撃性は、この男性ホルモンの影響と考えられています。

○「らしさ」の多くは周囲の男女観からジェンダーを植え付けられていく

幼児のお絵かきには、早いうちから男女間の差が見られます。男の子は乗り物を好み、三次元空間の中に描いて、色は寒色系を使い種類は少なめにする傾向にあります。

一方、女の子は人や花、動物をモチーフとして一列に並べ、暖色系を多色使いして描きます。このような傾向は日本のみならず、様々な国で見られることから、育つ環境による影響ではなく、普遍的な性差があると見られています。

脳における性別の差から考えた場合、男の子が三次元空間で乗り物を描くのは、右脳の空間的知能が発達しているからです。一方で、男女の色使いの違いや、女の子の好みについては、科学的に裏づけられていません。

遊ぶおもちゃについても同様です。男の子がクルマやロボットを好むのは、空想的知能で証明することが可能です。しかし、女の子が人形やままごとを好む傾向があることについては、理由は明らかになっていません。

このような男女間での差を生み出している最も大きな要素は、社会における一般常識的な「男らしさ」「女らしさ」、いわゆる「ジェンダー」と呼ばれる社会的・文化的背景から作られた性差だと考えられています。

一番わかりやすいのはベビーグッズ。男の子には肌着や洋服、寝具の色に至るまで、すべてブルー系、女の子はピンク系と、性別のイメージで統一されており、おもちゃに関しても同様です。また誕生祝いを選ぶ側でも、あえて男の子に人形、女の子にクルマをプレゼントするケースは少ないと思われます。

生まれた直後から、このような性別イメージに囲まれた生活を送っていれば、子どもの好みに影響するのも当然といえます。

また、周囲の言動は、「男らしさ」「女らしさ」の行動面に影響を及ぼします。子どもが泣いた場合、男の子であれば「男の子は強いから泣かないのよ!」と言われ、女の子は慰められる。活発な子どもに対して、男の子であれば「元気でいいわね」とほめ、女の子の場合は「女の子らしくおとなしくしなさい」というなど。

両親をはじめ、祖父母や近所の人、保育園や幼稚園など、周りの大人から無意識に言葉をかけられることによって、子どもは少しずつジェンダーを植えつけられていくのです。

○両親が大事にしたいのは「その子らしさ」

脳の構造や働きによる性別の差は、集団で比較した場合、わずかな違いしかありません。それ以上に大きいのは個人差。さらに大きく影響するのは、生まれてからの周囲の環境です。

「男らしさ」「女らしさ」の概念は社会や時代によっても異なります。世界のあらゆる国で女性の社会進出が進歩し、職業上での性差も減少しました。今後、社会はますます変わっていくでしょう。そのような時代に生きるわが子にとって、どんな「らしさ」がふさわしいのか、各家庭で考えてみてください。

本来、幼児期に男女の「らしさ」に固執する意味はない、というのが専門家内での意見です。ジェンダーに影響されなければ、思春期までは男女間で大きな差はなく、幼児期にいたっては、ほとんど差が見られないからです。

幼児期に気を配りたいのは、「その子らしさ」。おとなしい男の子も活発な女の子も、それぞれの良いところをうまく伸ばしていけば、その子らしくいきいきと育っていくことができます。



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