子どもの脳の成長を促す遊びを始める前の親に読んでほしい

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子どもの脳の成長を促す遊びを始める前の親に読んでほしい

子どもの頃に体験したことが、その将来に大きく影響するということは、誰しも実感として感じているところだと思います。

親の責務の一つに、子どもの学びに適した環境を作るために心を砕くということがあります。

子どもの頃の学習体験は、その子の知性の礎になり、IQを向上させますし、自己肯定感の高い人間になれるように導いてもくれます。

知性の高い子どもは、学校に入学後は、ほかの子どもたちよりも「できる」子どもとして一目置かれるようになるでしょう。

もちろん、それは悪いことではありません。

そういった知性の価値を否定するものではありませんが、もっと尊重すべきことがあることも心に留め置いてください。

親が子どもの教育のために努力をする理由は、例えば将来の富や名声のためとか、いい仕事に就いて稼いでほしいから、ではなく、まず原点は「知恵のある「いい人間」になってもらいたい」「賢くて信頼できる人間になってほしい」というところにあるべきなのです。

そのように考える親は、愛情深く子どもを導こうとしますし、子どもも尊敬をもって親との関係を築いていくことができます。

そして教育のプロセスでは、学習だけではなく、親が子とともに「楽しく遊ぶ」ということも尊重されるべきです。

親子の関係は人間関係の基礎ともなりますので、子どもが成長し、友達ができたとき、自分がそう育てられてきたように、友という一個の人間に敬意をもって接し、その友達と感動を共有したり、一緒に遊んだり、勉強したりすることで、さらに深い友情をはぐくむことができるようになるでしょう。

小さな子どもにとっては、年齢に合わない本を与えられることよりも、親と一緒に何かを楽しくやったという経験のほうが、健全で有効な「学び」の方法です。

今までできなかったことができた、親と一緒に何かができたといった喜びの感情が芽生えれば、よい刺激になります。

一つのことを成し遂げ、「嬉しい」と思った子どもは、ますます意欲を持って何かに取り組めるようになります。

時には失敗もあれば、見えない壁の前にぶつかることもあるでしょう。

そのときは親の出番です。

子どもを親身になって導いたり、後押ししたりすれば、壁を超えられる可能性はゼロではありません。そして、困難を乗り越えた子どもに芽生えるのは、大きな自信です。

赤ちゃんは見るからに弱弱しく、小さいものですし、知力と呼べるものも未完の状態です。

脳の大きさも大人の3分の1ほどだといいます。

しかし小さなその脳に、計り知れない可能性を秘めています。

これから発達していくおびただしい数の神経細胞が走り、成長とともに、脳細胞同士が次々と結合されていくからです。

生きていく基本のような呼吸、睡眠、消化といった器官は生まれた時点で出来上がっていますが、知的な生き物としての人間の器官に由来する知力、行動、記憶といったものは、当然未完成ではありますが、成長とともに成熟していくものです。

生後数年はかかりますが、その数年の間に猛スピードで発達し、その後は速度こそ落とすものの、少しずつ着実に発達していくのが、人間の脳もというものです。

幼い頃の成育歴や、どんな経験をしたかは、脳の成熟にも当然無関係ではありません。脳の成熟のためには刺激が必要です。

いい刺激を受けた子どもと、そうでない子供とでは、発達の度合いが全く違います。

ラットの実験ですが、外部からさまざまな刺激を受けて育ったラットの脳は、遊びなどの行動をセーブされて育てられたラットよりも、大脳皮質がしっかりと発達するといいます。

ラットの大脳皮質も人間と同様、知力や学習、記憶、思考といったものにかかわる器官ですので、成長過程で脳に刺激を与えるように働きかけることがいかに大切であるか、おわかりいただけるのではないでしょうか。

刺激が脳を発達させるということは、ここまでのお話で御理解いただけたと思いますが、もちろん、やみくもに刺激を与えればいいということではないので、その点は注意が必要です。

「子どもはこういうものが好き」という固定観念にとらわれたり、「お子様にぴったり」といった宣伝文句だけをよりどころにせず、子ども1人1人をきちんと見て、それぞれの個性を見極め、どのような遊びをさせるのが適当かを常に考えましょう。

また、1人1人を見極めるときに陥りがちですが、「この子はこう」といつもいつもコンディションが同じであるかのように決めつけるのも危険です。どんなによい子でも、たまたま虫の居所の悪いような日もありますし、ふだんおとなしい子でも、その子なりにアクティブに動きたいと考える日もあるでしょう。

その点は大人と同じです。

それから、俗に「楽しみながら賢くなる」的なキャッチコピーをつけられるような、学習系の遊びがありますが、これは結局目的は「学習」ですから、子どもが積極的でないにもかかわらず「遊ばせる」のは、結局は学びの押しつけになってしまいます。

この種のものは往々にしてあれもこれもと欲張って、一遍に試してしまいがちな傾向があります。

子どもにとって、これは余り好ましい状況とはいえません。

先ほど子どもを固まりとして画一的に見るのは危険だとお話ししましたが、もっと難しいもの、もっと困難を伴うが面白いものが欲しいと考えている子どもにとっては、「この子は何歳だから、何歳児向け」と決めつけて、それ以上のものが与えられないという状況は、子ども本人にとっては非常に退屈なものです。

高知能の子どもが幼稚園で先生の言うことをまじめに聞かずに問題児扱いされる際、実はこの「退屈」が原因である場合もあるといいます。

逆に、分相応なものをゆっくり着実にコツコツやっていくのを好む子どももいますから、そういう子にとっては「難しいけどやってごらん」の押し付けは、「難しいからわからない。できない。つまんない」とコンボがつながってしまう可能性もあります。

より高い知性を身につけさせたいというのは親の願いではありますが、だからこそ、焦らずじっくり見守るのが大事な場合もあるのです。

この本では、子ども一般に好適と思われるゲーム・遊びをたくさん紹介されていますが、何度も申し上げたように、年齢だけでなく、子ども個々人の発達ぐあいや性格的な個性も配慮した上で、ふだんの遊びに取り入れていただければと思っております。

また、何度も何度も同じ遊びをしたがる子もいれば、次々と新しいものを求める子もいます。

あるいは1人の子の中に、その両方が同居している場合もあります。

同じゲームや遊びばかりしたがるから、「また?別なのもやってみようよ」と望まないものを押し付けたり、逆に、次々いろいろ試したがるのを「飽きっぽいね」の一言で片づけるのは早合点というものです。

遊びやゲームの主役はあくまでお子さんであって、保護者など近くで世話をする大人たちは、サポート役に徹してください。

子どもの時間も、これを読んでいるあなたの時間も、無限に有り余っているわけではありませんが、かといって、明日には終わってしまうというものでもないはずです。

大人はどうしても経験則から「今日はこれをやるべき」というスケジュールにこだわってしまうことがあります。

子どももその「やるべきこと」を望んでいれば問題はありませんが、大抵は押し付けになってしまうのだということを肝に銘じ、よい関係でゲームや遊びをその都度楽しんでいただければ幸いです。



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