今、なぜ英語教育なのか-英語教育の目指すもの3

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「人口減少と経済が抱える問題点」

ところで今度は英語とは直接関係のない話題のようですが、社会や経済の面で見て日本がどのような状況になっているかを見てみたいと思います。

まず人口の減少です。日本の人口は2005年に戦後初めて一度減少した後、三年後の2008年からはコンスタントに減少する「人口減少期」を迎えました。

これだけであれば「人口が減っても日本国が消滅するわけではない」とおっしゃる方がおられるかもしれません。問題なのは実は「減少の仕方」なのです。

ここで年齢別による、特に15歳から64歳のいわゆる「生産人口年齢」と75才以上の「後期高齢者」とを対比してみてみます。

1970年大阪万博が行われた頃、後期高齢者を1とすると生産人口年齢に該当する人の数は32でした。つまり1:32です。

これが1990年のバブル最盛期には1:14に、2010年には1:5.7となります。

この20年の間に一人の老人を支えるために経済活動をする人の数は半分以下になってしまった、という事です。

この状況は更なる悪化が予想され、国立社会保障・人口問題研究所に寄りますと2050年には1:2になるだろうと推計されています。

生産年齢人口が減るという事は若年労働者の減少、労働人口の高齢化だけにとどまらず、国内マーケットは縮小し経済活動が停滞するということを意味しています。

厚生労働省の発表に寄りますと一人の女性が生涯に産む子供の数を示した「合計特殊出生率」は2012年の1.41から2013年は1.43とわずかに増加傾向です。

出生率が増加したのは16年ぶりとの事ですが、数字を見る限りではこの問題の早急な解決は海外から大量の移民の受け入れ等をしない限り人口の自然増加にだけ頼るのであれば不可能です。

また、何らかの政策・対策により出生率は今後も改善していく可能性はあります。

それでも相当な期間、特に私達の子供世代に色々な意味の辛抱を強いる事は避けられないのです。

彼らが生き残るためにはどうしたらいいのか?

縮小する国内マーケットだけに頼るのが不十分とすれば答えはただ一つ、「海外マーケット」に頼るしかありません。

続きの記事:今、なぜ英語教育なのか-日本の経済状況



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