「育児中のママの力になりたい、自分の育児の経験を活かしたい、何か地域貢献していきたい、・・・」
そうは思っていても、
「どこでこの思いを形にできるのか?」
活躍の場を探している方もいらっしゃると思います。
サポーター養成講座や子育て支援員の認定制度を受けることによって、様々な子育ての現場で地域貢献していけたら、これまでの自分の育児の経験が存分に生かされることでしょう。
今回は、多彩なフィールドがある子育て支援員、そして今私がお世話になっている「ファミリーサポートの提供会員になるには?」ついて、調べてみました。
ファミリーサポートとは

援助をしたい人(提供会員)が援助を受けたい人(依頼会員)の子育てをお手伝いする、市区町村が主体となって運営する事業で、提供会員と依頼会員の方で組織されています。どちらも会員登録をして、提供会員の方は、男女は問われず所定の講習を受けます。
ファミリーサポートセンターでの具体的な育児支援の内容
私はよく、ファミリーサポートセンターに子供を連れて行って、そこで提供会員さんに子供をみてもらっています。他にもこのような内容の支援が行われています。
- 急な用事、仕事の都合、イベント、講習会など子供を連れていけない時の託児
- 学校、保育園、幼稚園、塾などの送迎
- 出産前後の家事支援
- 軽い病気や回復期の託児
事前に依頼会員の方との打ち合わせにより、食事の準備など様々な内容の育児支援があるようです。
子育て支援員とは?

県主催の、全国共通の認定制度です。
様々な子育ての現場での活躍が期待されています。保育所はもちろん、子育て広場や学童クラブ、ファミリーサポートセンターなど、活躍できるフィールドが多彩。
全国共通なので、居住地が変わっても、変わらず育児支援に携わっていけます。
- 特別な資格は不要
- 年齢制限なし
- 受講費用は無料(テキスト代、会場や実習への交通費、見学や実習のための健康診断費用などは必要)
地域保育コースの、ファミリーサポートセンターの専門研修は2,892円(テキスト代、消耗品費)
見学実習のための健康相談の費用は、実習先によって金額は異なるようです。
私の地域での育児サポーター養成講座

アドバイザーさんに聞いてみました
小さい子を育児中のお母さんにも、今しっかり役に立つことがたくさん盛り込まれていて、講座を受けた方々は、自分の子供の育児中に受けたかった、もっと早く受けるべきだった、との声もよく聞くそうです。
小規模保育施設や保育園の一時預かりなどではなく、ファミリーサポートセンターの提供会員として働く、というのであれば、主催の育児サポーター養成講座(全11回24時間)を受け、講座終了後に保育園実習を一日受けます。
講座終了後、希望される方はファミリーサポートセンターの育児サポーターの登録を受け付けしてもらえます。
市区町村の講習を受けていると、受講済みの項目は希望によって研修を免除することができるそうです。
ファミリーサポート提供会員の講座の募集については、市報などで毎年掲載されています。
子育て支援制度と育児サポーター養成講座の違い

子育て支援員の制度の研修と、市区町村で実施される育児サポート養成講座は別物でした。市区町村の講習を受けてファミリサポート提供会員として働かれている方も、職務や育児の学びを深めたり、また活躍の場所を広げるために、県主催の子育て支援員の認定制度を受講するそうです。
費用面では、子育て支援はテキスト代などかかることに対して、市の育児サポート養成講座は完全無料でした。
「まずは地域の育児サポーター養成の講座を受講してから、ファミリーサポート提供会員になり、さらに活動範囲を広げ、学びを深めるべく、県の子育て支援員制度を受ける」という流れでいいのかな、と今回調べてみて思いました。
いずれは私も・・・

今現在、私自身依頼会員として、よくファミリーサポートにお世話になっています。
ちょっと先輩かな?という方から、おばあちゃんに当たるような年齢の方まで、いろいろな立場の方がいらっしゃって、それぞれ育児に関してお聞きするお話も全然違うし、経歴も様々のようです。
そんな方々が息子たちに関わってくださり、お任せする度にいろいろな育児アドバイスをいただきました。一人で閉鎖的に悩み閉じこもっていた自分が嘘のように、前向きで活動的に過ごせるようになりました。育児を楽しめるようになりました。ファミリーサポート提供会員の皆さまには感謝しかありません。
今こうして育児に関してサポートをいただく中で、また、今回ファミリーサポート提供会員について調べていく中で、私も育児の経験を生かしてファミリーサポート提供会員になりたいなと思いました。
まとめ

育児の経験を生かして支援していきたい!という方、現在育児真っただ中の方も、
- 市区町村で行われている養成講座をうける
- 県で行われている子育て支援員制度の認定を受ける
ことで、ファミリーサポートの提供会員として、またその他の育児支援における様々なフィールドで活躍していけるし、育児についてより深く学ぶことができることがわかりました。
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