0~4カ月の赤ちゃんの感覚機能を育てる遊びを2つ厳選して紹介します。
まずはこの時期の赤ちゃんの特徴を知っておきましょう。
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0~4カ月の時期の赤ちゃん
脳の神経細胞から神経線維が延伸して、脳内に網目状の回路を作り、これによって脳は情報を伝えることができるようになります。
物を見る、音を聞く、何かに触れるといった毎日の刺激の中で、神経線維がどんどんと発達していくので、五感に訴えることを意識して刺激を与えてあげることが重要です。
生まれたばかりの頃は、外からの刺激に対して反射的に動いてしまう反射運動がほとんどですが、生後2カ月ごろに物を目で追うことができるようになる、3カ月ごろまでには首がしっかりするなど、運動機能も発達してきます。
0~4カ月の時期の赤ちゃんにしてあげたいこと
スキンシップをたっぷり
この時期の赤ちゃんが最も心地よく感じることは、抱っこされることです。パパやママに抱っこされて、ぬくもりを味わえば、心穏やかになります。抱っこ、ほおずりといった方法で、スキンシップをたっぷりしてあげましょう。
新しい刺激を与えよう
退屈させてしまうと、刺激への反応が鈍くなってきます。この時期は常に刺激を与えてあげましょう。おもちゃや働きかけなどで工夫して、赤ちゃんの好奇心に訴えかけ、伸ばしてあげるのです。
音を聞かせて
さまざまな種類の音を聞くことで、脳の神経が成長します。また、運動神経にもよく作用します。パパやママの話しかけはもちろんのこと、家事をしているときに出る音、テレビの音、自然の中の音、よい音楽など、日常の中で多様な音を体験させてあげましょう。
0~4カ月の赤ちゃんの感覚機能を育てる遊び
おもちゃを使って ふわふわ
この時期、自分で物をつかむことはできません。小さな赤ちゃん用に、パステルカラーで肌触りのよいタオル地のボールやぬいぐるみがたくさん市販されていますので、そういったものに触れさせることで、「気持ちよい」という感覚を生じさせます。
「ふわふわして気持ちいいね」などと話しかけながら、体のあちらこちらに触れさせてみます。鈴が入っていて、かわいい音のするボールなどもオススメです。
ここが赤ちゃんにGOOD!
それほど大きな反応しているように見えないかもしれませんが、肌の感触、目でみえるもの、音などの刺激は楽しんでいるはずです。柔らかいおもちゃなので、物をつかむ練習もできます。
からだを使って 虫さんコチョコチョ
お母さんが人差し指と中指を使って「虫」に見たて、お腹から顔のほうに向かってお散歩させるように這わせます。赤ちゃんの名前を呼びかけながら、「ほら、お腹に虫さんが遊びにきましたよー」と話しかけ、やさしくくすぐるように這い回らせて、お母さん自身もスキンシップを楽しみます。
ここが赤ちゃんにGOOD!
赤ちゃんとたっぷりスキンシップを図ると、脳にも心にも栄養をたくさん与えられます。お母さんの優しい語りかけもあり、赤ちゃんは大喜びするはずです。
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