2歳8ヶ月からの知育ゲーム・育脳遊び
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2歳8ヶ月からの知育ゲーム・育脳遊び:障害物競走
家の中にあるものなど、いろいろなものの上に「乗っかって」みます。
敷物、イス、段ボール箱、枕などをまず用意してください。
それらをランダムに並べて、例えば段ボール箱の中をくぐらせたり、枕の上を乗り越えたりといった、運動会の障害物競走をイメージしたコースを作ります。
クッションや座布団、枕などがたくさん用意できるときは、「クッションのあるところだけ踏んでもいいよ」と言って、飛び石の要領で渡り歩かせても楽しいでしょう。
広い庭のあるおうちなら、庭に工夫次第でもっと大きなコースをつくれる可能性もあります。
お子さんがもう少し大きくなったら、時間をはかったり、よりコースを複雑にしたりしても、やりがいのある競走を演出できてよいでしょう。
人間は社会的生物であるといわれます。知覚、学習、記憶などをつかさどる大脳皮質が、ほかの生物よりも大きく発達しているのです。
動物実験をすべて人間に当てはめることはできませんが、ある実験によると、狭い範囲で行動を制限されて育成されたラットは、もっと広く、さまざまなものと触れ合う機会の多い環境で育ったラットよりも、大脳皮質が貧弱になるという結果が出ています。
狭い場所で、限られた条件で育ったラットには、走ったり、何かを追ったりという経験が決定的に不足していますから、この「走る」「追いかける」が、大脳皮質の発達に大きく影響する運動であるという可能性は否定できません。
2歳8ヶ月からの知育ゲーム・育脳遊び
2歳8ヶ月からの知育ゲーム・育脳遊び;どんな感じ?
ほかの人がイメージを浮かべやすい言葉を使って説明するというのは、どういうことでしょうか。
それを理解できるようになるゲームです。
袋や箱といった、何か物が入るものの中に、手触りが異なる複数のものを入れてください。
入れるときにお子さんに見られないように注意してください。
ちょっとトゲトゲした松ぼっくり、柔らかなスポンジ、ふわふわの羽、つるつるの手触りのペーパーウエートなど、触れても危険のないものがいいでしょう。
お子さんには、中が見えない状態で手を入れさせて、「ちょっとチクチクする固いもの(松ぼっくり)をママにちょうだい」などと声をかけて、手触りだけで識別して取り出せるように働きかけます。
もしうまくできなかったときや、間違えたときは、もう少しヒントを増やし、再度チャレンジさせてみましょう。
今度はうまくいきますように。
どれだけのものを与えても、子どもは大抵、一つか二つのことしか心に留めておくことができません。
意外と頭が固いというか、これと決めたら一つの側面でしか比較できないところからも、それは理解できるでしょう。
長いセンテンスで物事を表現することができないのは、語彙力だけの問題ではありません。
色、形のそれぞれで何かを分類することはできても、その両方を同時に基準として分類することはできないのです。
このゲームのように、「これをどう表現したらいいか」を覚えたり、認識したりできるようにする遊びをすることは、子どものスキルアップにつながるのです。
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