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お母さんの声かけで「おむつなし育児」
子どもを出産して三ヶ月くらい経った頃でした。
毎日毎日大量の紙おむつを消費し、その山を見て、一体これからあとどのくらいおむつを捨てるんだろうとぼんやりと思いました。
そんな時に「おむつなし育児法」という本で、赤ちゃんの時期からおむつではなくおまるでさせながら徐々におむつ卒業をうながしていくという方法を知りました。
本当に赤ちゃんにそんなことができるのかなと思いましたが、とりあえず布おむつを買いそろえ、やってみることに。
おむつなし育児の肝はお母さんの声かけと気づき。
おしっこが出るたびに「すっきりしたね」と声をかけ、また上手くトイレやおまるでできた時は大げさに褒めました。
生後半年目には昼間の半分くらいはトイレでできるようになっていきました。
時期が上手く夏に重なったのもよかったのだと思います。
自宅にいるときは布おむつと薄いTシャツだけ着せていつでもすぐトイレに連れていけるように寄り添って過ごしました。
1歳目前になるとおしっこの時は自分から「ちっち」と教えてくれるようになり、本当に楽になりました。
それまではまだいついきたいかがわからないので大体2時間から3時間おきに連れていったりしていたからです。
布おむつの洗濯は一日分溜めておいて夜おふろに入った時にまとめてじゃぶじゃぶ手洗いしました。
一日の終わりに「今日は3枚しか洗わなくていい!!」と思うことがなんだか嬉しくて妙な達成感がありました。
子どもと一緒にジョギングをしているような感じで、それを子どもが1歳半になるまで続けました。
とてもとても楽しい一年半でした。
「おむつなし育児」の経験で親子のコミュニケーションがより濃厚に!
おむつが早くとれることがよいこととばかりは言いきれませんが、おむつなし育児を実践して、結果的に1歳半で昼間のおむつは卒業できて、さまざまなことが楽になりました。
たとえば「紙おむつ代」 念のため、長時間の外出用やと夜のおむつとして毎月1回は買うようにしていましたがおむつなし育児をもししていなかったらと考えるとその経済的負担は大きかったかなと思います。
もちろん最初に布おむつは初期投資として1万円ぶんくらい買ったのでそのぶんはかかっていますが。
そして何よりおむつなし育児に取り組んだおかげで赤ちゃんの時期に本当によくコミュニケーションをとったと思います。
言葉によるコミュニケーションだけでなく、親子の間には感じるというだけのコミュニケーションがあるのだと学びました。
子どもの表情や仕草を敏感に感じ取って受けとめること、これが子どもが成長した後々も非常に生きています。
1歳半で昼間のおむつを卒業してパンツにしてからも3歳くらいまでうっかりおもらしということも何度かはありました。
夜のおむつはずっと紙おむつだったけれど、二歳くらいで自然にとれました。
幼稚園に入園する時にさまざまな緊張や不安がある中で、おむつのことを気にしなくてもいいという安心感だけでも私にとっては効果のあることでした。
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