学習塾の良い・悪いの見分け方
子どもが少し大きくなると学習塾に通わせるというのも当たり前の時代になってきました。
しかし塾にもいろいろあり、一体どこの学習塾が自分の子どもにとって良いのか悪いのかというのはなかなか分かりませんよね。
「良い塾」「悪い塾」とはどこで見分ければ良いのでしょうか。
まずは授業料に着目することが大切です。
学習塾の授業料というのは必要経費と利益によって決まるものであり、値段は学習塾よって大きく違います。
必要経費が多ければ当然授業料も高くなるでしょうし、利益をあげようとする塾も同じことが言えます。
必要経費にはテキスト代や人件費など、「お金をかけて欲しい部分」以外にも宣伝費や電気代など、子どもを託す親からしてみれば「お金をかけて欲しくない部分」も含まれています。
そのため「授業料が高い=良い塾」とは言えません。
授業料が高いばかりで、その分余計な所にお金をかけている可能性もあります。
成績を上げるために高い授業料を払って学習塾に通わせているのに、成績をあげることにあまりお金が使われていなければ意味がありません。
学習塾の良い・悪いを見極めるためには、まず体験授業を受けてみるのが一番です。
授業を受ければその塾の講師の質もわかりますし、授業に自信を持っている学習塾であればいつでも体験を受けさせてくれるはずです。
とはいえ、なかなか子どもに学習塾の良し悪しを見極めさせるのは難しいでしょうから、親が見極めることが大切です。
学習塾の講師や雰囲気、通っている子どもの様子などはとても参考になるはずです。
入塾説明会などに参加したり講師の話を聞くことでも、その塾の学習方針や取り組み方が見えてくると思います。
また、過度な広告や宣伝をしているような学習塾は要注意です。
特に大手の学習塾はテレビやチラシなどを使って大々的に宣伝していることも少なくありません。
宣伝費というのは高額ですが、これも授業料でまかなわれているものです。
しかし子どもの成績を上げることには全く結びつきませんよね。
さらにはたとえ宣伝により生徒の数が増えたとしても、その分講師や授業の質が落ちてしまう可能性が高いでしょう。
このように、学習塾の良い悪いを見極めるにはいろいろなポイントがあります。
しかし実際に学習塾に通うのは子ども本人であり親ではありません。
子どもが「やる気になって楽しく通える学習塾」こそが良い塾なのであり、こうした塾に通うことで子供は勉強に対しても前向きにより組むことができるのです。
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