将来の為の乳幼児期の右脳刺激で右脳開発!
右脳開発で有名な、フラッシュカードや、ドットカードで大量の言葉や数の情報を与えたり、CDを使用して幼児期から外国語を聞かせるといった取り組みは、それらの知識を定着させることを目的とはしていていません。
多くの情報を与えることで、脳に刺激を与えて回路を開発する手助けをするものです。
例えば、ドットカードの取り組みをしている子どもが、カードに描かれている点の数を足した答えが、瞬時に浮かぶようになることがあります。
これは、計算式を立てて答えを導き出しているのではなく、脳の回路は開発されて答えがイメージとして浮かんでいるのです。
これは、改めて学校で計算などを学ぶ際にとても役に立つのです。
物事を見極めるためには「修・破・離」という三段階があると言われています。
「修」は学びのことです。
学びは、真似びであり、なんでも学ぶことは真似をすることから始まります。
次に、「破」です。
真似をして基礎を身に付けたあとは、そこから殻を破って自分だけのものを探していきます。
そして「離」は、完成の段階です。
それまでの真似を離れて、自分のオリジナルを作りあげることです。
例えば、絵などは、名作と言われるものを真似るところから始まり、オリジナル作品を作り出します。
絵の基礎を学んでいない初心者に「他の絵を見るとオリジナリティがなくなるので、何も見ずに自由に描きましょう」と指導しても、無理な話なのです。
何の情報も蓄えられていないところから、何かを生み出すことは不可能なのです。
右脳で徹底的に暗記をすることは、「修」の段階の真似をする際の情報を無意識のうちに蓄えることになるのです。
幼児期に与えられた情報は、一見、ほとんど覚えていないように見えても、無意識のうちに情報が蓄えられているのです。
理解できない情報を暗記させることは、意味のないことのように思えます。
しかし、右脳には、多くの情報を自動的に処理するという、驚くべき働きがあるのです。
赤ちゃんが言葉を自然に話すようになるのは、この働きが関係しています。
自分の頭の中に情報がたくさん蓄えられれば蓄えられるほど、将来、学校で勉強が始まったときに、スムーズに理解することができるのです。
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