幼児(2才~3才)の指人形遊びの作り方と絵描き歌
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1.指人形使った遊び
指人形での遊びを通じて、子どもの想像力や感性をより豊かに育てることができます。また、お話をつくることで、子どもがどういう心理状態なのか知るきっかけにもなります。
まずは簡単な指人形を作って、子どもと一緒にお話しごっこを楽しみましょう。色画用紙で作ると、色を塗る必要がないので、簡単でお勧めです。
できあがった指人形を指にはめて動かすことで、人形からいろいろな表情が生まれます。嬉しい時は思いっきり飛び跳ねる、悲しい時はおおげさに下に向けてみるなど、子どもが表情をつかみやすいように、動かし方を工夫してみましょう。
【指人形の作り方】
材料:色画用紙
道具:コンパス ハサミ 木工用ボンド サインペン
①色画用紙にコンパスで小さな円とプラス半径5cmの円を描き、切り取ります。
②1/4にしたら、扇形の小さい円の部分を切り取ります。
③両端を糊付けし、円錐を作ります。これが胴体になります。
④子どもが好きな動物の顔をかき、胴体に貼り合わせたらでき上がり。筒の大きさは、子どもの指のサイズに合わせて調整しましょう。
工作が苦手なママは、こういった手袋型の指人形もあります。可愛いですよね↓
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2.絵かき歌。からだを使った遊び
親子で歌いながら、メロディーに合わせて手を動かして描く絵かき歌。明るく楽しい気分になり、情緒の安定も促します。メロディーはいたってシンプル。曲に合わせて鉛筆を動かし、無意味に見えるような線や円を次々と書き足していきます。
1曲終わるとびっくり!知らぬ間に絵ができ上がっています。お母さんも子どもの頃、夢中になって遊んだであろう絵かき歌。地域や年代によって少し歌詞が違う場合があります。お母さんの好きな歌を、子どもにも歌ってあげましょう。
【たこ入道の絵かき歌】

みなさんよくご存じ。世代を越えて愛されてきた絵かき歌の一つです。
①ミミズが3匹寄ってきて ⇒ 波線を三本、しわのように縦に並べて描く。
②おだんご3つ買ってきて ⇒ 波線の下に、たこの目と口を描く。
③雨がザーザー降ってきて ⇒ 目と口の下に、足の縦線を4本描く。
④あられがポツポツ降ってきて ⇒ 足の縦線の左横に吸盤を3つずつ描く。
⑤あっという間にたこ入道 ⇒ たこの輪郭を描いて、でき上がり
3.影絵。からだを使った遊び

白鳥、犬、ちょうちょう、うさぎ。手や指を組み合わせて影を作り、遊んだお母さんも多いのではないでしょうか。
このように手や指で動物の形を表現したり、厚紙で動物などの形を作って影絵遊び用の人形にしたり。準備ができたら、部屋を暗くして、スクリーンに見立てた障子の後ろにお母さんがスタンバイ。
お母さんの後ろから光を当てると、影絵劇の始まり始まり!スクリーンのに浮かび上がった影を、犬やかにと思って理解することで、劇やお話を楽しむ力が育ちます。
お母さんは手や人形を大きく動かしながら、想像力をかきたてるように「ほ~ら、ちょうちょうがひらひら飛んでるよ」など、楽しいセリフを付け加えましょう。
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