今回は、子どもが赤ちゃんから幼児と成長していくにつれて自我が出始めて食事の好き嫌いが出てくるという悩みについて書いていきます。
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赤ちゃんから幼児期の好き嫌い
乳児期は母乳やミルク、それに離乳食と劇的な変貌を遂げる栄養も、幼児期になると少し落ち着いてきます。
と言ってもまだまだ大人と一緒という訳にはいきません。
実は筆者、離乳期よりも幼児期の方が、子供の食事に関してはたくさん悩みました。
というのは、子供は成長すると共に自我が出てきます。すると嫌な物は拒否する事もおぼえるわけですね。
ところが子供は気まぐれなので、前は食べたのに今回は食べない、という事も出てきます。
どうして嫌いなのかをまだ上手に伝えることの出来ない幼児相手に、試行錯誤していました。
結果、ウチの子は今でも小食です。
ウチではご飯の度に「食べろ食べろ」です。
ですが保育園や幼稚園だと割と良く食べる、というお子さんはあまり心配しなくて大丈夫ではないかと思います。
普段小食の子も、皆に釣られて食べるのでしょうね。
好き嫌いなくパクパク食べてくれるコツ
さて、ご飯をパクパク食べてくれる方法は、一口おにぎりを作る事です。
ボールに温かいご飯とチーズ・のり・かつおぶしなどを入れて混ぜ、一口サイズのおにぎりにしただけです。
お茶碗にいれたご飯は食べないのに、同じ量をおにぎりボールにするとぺろっと食べちゃうから不思議ですよね。
朝の時間のない時でもササッと出来るし、小さい子供も自分で食べる事ができるのでのでオススメです。
お手伝い大好きの年齢になったら、ぜひ子供と一緒に作ってみて下さい。
ご飯を容器に入れて振るだけで一口おにぎりを作れる道具があると、より簡単に作れます。
私はし○じろうの付録の物を使っていました。
楽天などにも可愛いグッズがありました ⇒ お弁当に♪小さなお子さまが食べやすい、小さなおにぎりが7個できます。
ちょっとした工夫で、全然食べなかったものもパクパク食べるようになるので、思いついたら色々試してみると良いかもしれませんね。
また少し手先が器用になったら、簡単なお手伝いをしてもらいましょう。
シメジやカニカマボコなどを小分けにするのは、危なくないし失敗しても食べられるのでオススメです。
大きいボールに卵割りも良いですよ。
またベランダなどでハーブなど簡単に育つ植物を植えて収穫するという体験も良いと思います。自分で何かして食べるという経験は食育にもってこいです。
好き嫌いを直すのではなく騙す
離乳食の頃は何でもパクパク食べていた子も、成長して「嫌い」という事が言えるようになると「いやっ!いやだ!」と食べない食材が増えてきます。
ここからが勝負です。
無理やり食べさせようとすると余計に食べないのが子どもですよね。
私自身もそうでしたから(笑)
そこで好き嫌いをなくすには「直す」のではなく「騙す」事で克服しましょう。
小さく刻んでミートボールなどにして騙す方法が簡単ですが、それは奥の手として取っておきましょう。
最初は、嫌いで食べなかった場合は食べやすい料理にしてあげて、尚且つ言葉でも「騙す」んです。
「ニンジンさんは〇君に食べてもらう為にきたのに捨てられちゃうなんてかわいそうだね」
「アンパンマンはニンジンを沢山食べて強くなったんだよ」
「騙す」というと聞こえは悪いですが、「直す」という気持ちで好き嫌いなどを改善しようとすると、どうしても強制的になりがちです。
強制したとしてその場では泣く泣く食べたとしても、もっと嫌いになる可能性さえありますよね。
今思えば、私が子どもの頃もスナック菓子が食べたいと言えば「腐ってる」と騙されていました(笑)
当時お菓子を食べ過ぎなくて済んだことを今では感謝しています。
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