勉強を子どもが自分でするようになる親の行動
勉強は子ども自身がするもの。
では、親は何をすれば良いのか。
親の仕事は幼児期に子どもの素質を育ててやることです。
具体的な勉強自体は子ども自身がすれば良いのです。
入学後に親ができることがあるとすれば、子どもが勉強につまずいた時に、どうすれば楽しく勉強できるかを工夫してあげることです。
できる・できないよりも、子どもがやる気をなくしていることに注意してあげてください。
子どもが途中で投げ出しそうになった時には、クイズ形式で質問をしたり、親子でカードを作ったり、一緒に遊びながら学習につなげていけるような工夫をしてあげましょう。
また、ただ単にクイズ形式にするのではなく、最初の1~2問は簡単なものにし、まずやる気をアップさせてから、段々と難しい問題を出していきましょう。
学習は遅れていても取り戻すことができます。
大切なことは、勉強させようとするのではなく、いかにやる気を起こさせるか、自信をつけさせるかという事なのです。
これは幼児教室や塾に通っていても同じことが言えるでしょう。
塾で週1回、先生に勉強を見てもらっただけでは、成績は上がりません。
成績を上げる先生とは、子どもを上手に乗せて、いかに勉強に向かうように仕向けるのか、いかに子どもに自信をつけさせるのかということが上手なのです。
子どもに自信をつけさせるには、まず親が子ども自身の存在を愛してあげることです。
しっかりと愛情を注がれて育った子どもは自分をしっかりと肯定することができます。
自分の存在に自信を持たせてあげる事が前提です。
そして、次に子どもの能力を誉めてあげましょう。
これは、「○○ができた」という事に限らず、結果が伴わなくても努力出来たという過程も含めて誉めてあげましょう。
また、子ども自信に決定させる機会を与えましょう。
子どもに自分自身で決めてチャレンジしていく機会を与えない事は自信を失う原因になってしまいます。
「自分でやるんだ!」と言うものの、できない事の方が多いでしょう。
そんな時は、アドバイスをした上でもう一度チャレンジするような言葉かけをしてみましょう。
子どもは親の言葉や態度ひとつで、激変するものです。
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