こどものお友達づくり
将来の人間関係づくりのために、集団生活は早めに経験させると良いでしょう。
親子関係が充実したものであっても、親子だけでずっと生活していくわけにはいきません。
少しずつ親から離れて、子ども自身が人間関係を広げていけるように手助けをしていきましょう。
幼稚園や保育園に入る頃には、同世代の子どもと接する機会を意識的に作ってあげることが大切です。
児童館や子育て支援センターなど、親子連れで気軽に訪れられる場所が再起は増えています。
地域行事や習い事などもお友達作りの場所になります。
この時期の子ども達は、自己中心的で当然です。
これから、学んでいくのです。
わざとイジワルをしているわけではなく、発達段階として「相手の気持ちを気遣う」ことが難しいのです。
そのため、おもちゃの取り合いや順番などの、小さな争いが起こります。
子ども同士のトラブルは怪我をしない程度であれば、温かく見守ってあげる事も大切です。
子ども同士でトラブルが起こった時は、叱りつけるのではなくて、「貸してってお願いするんだよ」「貸してあげようね」「ごめんねと言おうね」「順番を待とうね」と、具体的に教えてあげましょう。
また、トラブルの状況が分からないうちは、本人達の言い分をしっかりと聞いて、まずは気持ちを受け止めてあげます。
また、親同士の関係が良ければ、子ども同士のトラブルも見守りやすいです。
必要以上に無理をする必要はありませんが、親同士も交流を持っておくことは、子どもにとって良い事です。
そして、怪我をするような事が起こりそうな時は、厳しく叱って良いでしょう。
絶対に駄目なことは駄目だと教える毅然とした態度が必要です。
また、未然に防ぐためにも、しっかりと子どもを見ていなければなりません。
そして、この時期はトラブルが起こった時には、必ず親が謝りましょう。
子どもに謝る姿を見せる事が大切です。
そして、子どもと一緒にお友達に謝ります。
そうすることで、今後のお友達関係もうまくいくでしょう。
このように、多くのトラブルを経験し、その都度、解決方法を学びながら成長していくのです。
スポンサードリンク