親子での「あてっこ遊び」が直観力を伸ばす
直観力やひらめきは、右脳の持つ力によるものです。
直観というと、単なる偶然をイメージする人も多いかと思いますが、そうではありません。
直観は、今まで全ての過去を元にしたものです。
「なんとなくこれがいい」「嫌な予感がする」などの判断は、これまでに経験してきた過去を対象に、脳が一瞬で検索をかけているのです。
つまり、直観とは能力なのです。
そして、直観力は創造力やインスピレーションのもととなります。
この直観力を育てるには、何をすれば良いのでしょうか。
たとえば、お母さんの手の中にオモチャを隠して、「どっちでしょう?」と尋ねる、あてっこ遊びは、子どもに直観力を働かせる機会を与えます。
あてっこ遊びは家でも外でも手軽にできる遊びです。
いろんなシーンで、その場にあるものを活用しながら、あってこ遊びを楽しんでください。
小さなオモチャなら、いくつかの伏せたコップの中に隠しても良いでしょう。
発展的なものでは、封筒の中に入れた紙に描かれたものと同じ形のものを当てるという遊びもあります。
正解した時は大げさに「ピンポーン!」と喜んであげたり、不正解だった時は、「ブッブー!残念でしたー。」と子どもの気持ちが盛り上がるような演出をしましょう。
この時、お母さんは、当てさせることを目的とするのではなく、あくまでも楽しい遊びであることを意識して、お母さん自身も楽しんでください。
お外で踏切で待っている時に、「次の電車はどっちから来るかな?」と尋ねたり、お散歩中に「次に会う人は男の人?女の人?」と尋ねて、次に起こることを親子で予測してみましょう。
お母さん自身も答えが分かっていないので、より純粋に楽しめるでしょう。
親がイメージしたものを、子どもに当ててもらうという遊びもあります。
「テレパシーを送るよ」という言葉を添えると、子どもは目を輝かせます。
この遊びは、親子のスキンシップが存分はかれる遊びですので、是非、取り入れてみましょう。
親子の遊びを通して、直観力を育てていきましょう。
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