お父さんの最初の育児は喫煙を止める!
近年、女性の間での喫煙が増えています。
将来、赤ちゃんを産むかもしれない女性、特に現在、妊娠をされている女性には是非とも喫煙は控えてほしいものです。
というのも、妊娠中の喫煙はお腹の赤ちゃんに非常に大きな影響を与えます。
妊娠中に喫煙をすると、血管を収縮させ妊婦さんの体内の血液循環を悪くします。
の結果、子宮や胎盤の血液循環が悪くなり子宮の収縮が起こり、早産や死産が1.2倍から2倍多くなるという報告があります。
たばこはお腹の赤ちゃんにとって、大敵なのです。
そもそも、喫煙している本人が吸いこむ煙、主流煙には、接触して皮膚ガンの発症を促進し体内に吸収されて全身にガンを引き起こすタール(ヤニ)、一酸化炭素、ニコチン、アンモニア、ダイオキシン、シアン化水素などの有害物質が200種類以上も含まれています。
また、妊婦さん自身が喫煙をしていなくても、人が吸っている煙、いわゆる副流煙を吸い込むことでお腹の赤ちゃんに影響を及ぼします。
出産後も喫煙を続けると母乳にニコチンが混入し、母乳からは血液中より3倍も濃いニコチンが分泌されてしまいます。
そして、副流煙には、タールは主流煙の3.4倍、ニコチンは2.8倍、一酸化炭素は4.7倍、アンモニアは46倍も含まれているのです。
小児期にタバコの煙を吸い込むと、子供の脳の働きが悪くなったり、将来、肺がん、小児喘息になるリスクが3倍になると言われています。
また家庭内に、喫煙をする人が居ると、乳幼児突然死症候群になる可能性が4倍になるとも言われています。
愛煙家のお父さん!
大切なわが子を大切に思うのであれば、禁煙はわが子を守る第一歩なのです。
長いこと喫煙をしていた男性が、結婚をする前に妻となる女性に「いつ喫煙するの?」と聞かれ、すぱっと辞められたそうです。
父親になる日が近付いているという気持ちが、禁煙の堅い決意へと繋がったそうですよ。
どうしても禁煙するのが難しいというお父さんは、せめてベランダなどの外に出て吸うなどの心遣いをしましょう。
ホタル族は、子どもにとって、誇るべき良き父親の姿なのです。
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