褒め方を変えれば褒めるところはたくさんある!
子どものどんなところを褒めたらよいのかわからず、ついつい叱ってばかり・・・という親御さんも多いのではないでしょうか。
また、「うちの子は褒めるところなんて全然ないから」とあきらめている人もいると思います。
しかし褒めるところがない子どもというのはいません。
毎日当たり前のようにしていることでも、褒めるに値することはたくさんあります。
例えばちゃんと宿題ができていたら、「ちゃんと宿題ができてえらいね」と褒めることができますし、毎日学校へ行っていれば「毎日頑張って学校で勉強しているね」と褒めることができます。
また、時には目標にしていたことが達成できないこともあると思います。
そんな時でも「あと一息だったね。惜しいところまで頑張れたね」というように、最終的な結果だけで判断するのではなく、そこに至るプロセスを褒めてあげることで子どもは次につなげる意欲を持つことができます。
そして結果的にそのほうが最終的な目標をより早く達成することができるはずです。
もしも最終目標が達成出来ていない限り褒められることがなければ、大部分の子どもはやる気も意欲も失せてしまうでしょう。
大切なことは結果ではなく「過程=プロセス」です。
最終目標が完璧にできていなければ褒めないという褒め方ではなく、たった1日でもできたら褒める、全部はできていないけれど途中まで頑張れたことを褒めるという褒め方に切り替えてみてください。
子どもは驚くほどやる気をだし、次のステップにつながるはずです。
自分たちが子どもの頃を思い返してみてください。
何かに一生懸命取り組んでも成果があらわれないことや結果が伴わないことはたくさんあったはずです。
しかしその時周りの大人から、「結果は良くなかったけれど、よく頑張ったね」「失敗してしまったけれど、勇気を出して頑張れたね」というように、その結果を出すために取り組んだことを評価されてきたのではないでしょうか。
人はこうして失敗を乗り越え成長するものなのであり、それは今の子どもたちにも共通することです。
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