個人懇談(家庭訪問)で気をつけることは?
小学校に上がると、年に1回は「家庭訪問」というものがあり、先生が直接子どもの家庭に訪れる機会があります。
また定期的に「個人懇談」というものもあり、こうしたことから親は子どもの学校生活の様子を知ることができます。
この時に先生から子どもの悪い点を指摘されると、「育て方が間違っていたんだろうか」と心配になったり落ち込んでしまう親御さんもいることでしょう。
確かに学校の先生からの評価はとても気になるものであり、子どもの悪い点を指摘されればされるほど、親は自分を責めてしまい傷つくと思います。
しかし先生によっては悪い所ばかりをあげつらう先生もいます。
そんなときは先生に言われたこと全てを受け止める必要はないと思います。
もちろん先生としても子どもの心配をしてくれたうえでの助言なのでしょうが、どんな子どもにも必ず褒めるべき点はあるはずです。
子どもについて悪い点ばかりを指摘されてそれをすべて受け止めてしまうと、親としても不安になるだけです。
またその不安な気持ちを子どもにストレートにぶつけてしまうと、子どもの自信を失わせのびのびとした楽しい学校生活を妨げてしまうことにもなりかねません。
ですので、頑張っているところや良い所を十分に認めてくれた上で、先生から指摘された悪い所に関しては「いつも気にかけてくださりありがとうございます。家でも今後注意していくようにします」とだけ伝えれば十分でしょう。
先生からの評価はあくまで1つの評価であり、すべて信じて落ちこんだり自分を責める必要もなければ、子どもにぶつける必要もないのです。
そして、親の目から見て我が子が少しずつでも成長できているならば問題はありません。
我が子を一番よく観察しているのは親なのですから、その子その子に応じたペースで成長していけば大丈夫だと信じて待つことが大切です。
下手に先生からの評価を気にして他の子どもと比較したりせず、自分のしてきた子育てに自信を持ってほしいと思います。
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