学校生活では「他の子と比べない」ことが大切
小学校に入ると、それまでの幼稚園や保育園とは違って勉強が始まります。
そうするとどうしても自分の子どもと他の子を比べてしまい、「うちの子は他の子より○○ができない」と思ってしまうことはあると思います。
また、「計算ができる」「字がきれい」など勉強に関することはよく褒めても、それ以外のことを褒める機会が少なくなりがちです。
特に授業参観や家庭訪問を経て、親はこうした気持ちを抱いてしまいがちです。
授業参観とは子どもの学校での様子や成長を見るためのものです。
しかしどうしても他の子どもと自分の子どもを比べてしまってショックを受けてしまう・・・という親御さんも少なくありません。
例えば先生から褒められたり授業中に手を挙げて発言できる子などを見ると、「うちの子は全然だめじゃないか」とがっかりしてしまうことはありませんか?
また、授業参観中に子どもがお友達とふざけていて先生に注意されると、帰宅後につい子どもをつい叱ってしまう・・・なんてこともあるのではないでしょうか。
そんな授業風景を見ると「先生の話も全然聞いていないし、勉強についていけないのでは?」と不安になってしまうことでしょう。
しかし子どもたちもいつもそんな風ではありません。
授業参観というのは、自分の大好きなお父さんやお母さんが学校に来てくれるとい「特別な1日」です。
嬉しくてハメをはずしたり、興奮して普段よりもちょっとおしゃべりをしてしまうなんてことは当たり前なのです。
特に小学校の低学年の1・2年生のうちはその傾向が強いでしょう。
しかしそれで落ち込んだり焦る必要は全くありません。
小学校に入って勉強が始まると、どうしても自分の子どもと他の子とを比べてしまうことが多くなり、できていないことや短所にばかりに目が向いてしまいがちです。
しかしどんな子でも、今はできないことでも徐々にできるようになります。
そのペースは人それぞれであり比べることではありません。
周りの子どもに気をとられて自分の子どもの長所やできることを見失わないようにすることが大切です。
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