書くことで右脳と左脳の能力をつなげる
右脳は感覚的な脳でインプットに長けています。
そして、それを表現するのはアウトプットの脳、左脳です。
たくさんの良いイメージや考えが浮かんでも、それを言葉や形にきちんと表現し、伝えることができなくては、せっかくの鍛えた高い右脳の能力も勿体ないです。
そのためには、右脳と左脳の回路をつなぐこと、ポールブリッジが大切です。
右脳と左脳の間には、二億本もの連絡回路があると言われています。
子どものうちは、この連絡回路がまだうまく繋がっていません。
これをつなぐには、書くことがとても良い刺激となります。
2歳半頃になったら、少しずつ書くことを取り入れていきましょう。
大人の真似をして鉛筆を持ちたがったら、書くことを教えるチャンスです。
もちろん、それまでに興味を示す子には、早いうちからどんどん書くことを遊びに取り入れて結構です。
初めは、文字をきちんと書かせる必要はありません。
まずは、鉛筆を持たせて、線や点を描いたり、ぐるぐると描けるだけで十分です。
実は、お絵かきは脳への良い刺激なのです。
段々と上手になってきたら、線をなぞったり、点と点をつなぐ練習もしていきましょう。
楽しく練習できる教材も市販されていますので、是非、本屋さんで手に取ってみてください。
この時期は、まだ筆圧が弱く、上手に線を引く事が難しいこともあります。
最近は、書く練習をするための三角鉛筆や補助器具なども売っていますので、楽しく書けるように、持ちやすい筆記用具を用意してあげましょう。
紙は、のびのびと自由に書けるように、大きいものを用意してあげましょう。
大きな落書き帳も市販されていますし、もちろんカレンダーの裏などを使うなど工夫をしましょう。
また、言うことも良い刺激です。
普段の生活の中で、何か指示を出した時に、「お母さんの言ったことをもう一度言ってみて」と、子ども自身の口で再現させてみましょう。
右脳と左脳の両方がうまく活性化されると、驚くような能力を発揮することができます。
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