前回までのあおむけでのベビーマッサージに続いて、うつぶせベビーマッサージ「背中、おしり、足」の方法をご紹介します。
前回の記事:赤ちゃんのあおむけマッサージ方法2「あたま、うで、むね」
タオルの上でうつぶせにされるのを嫌がる赤ちゃんもいますから、そういう場合はおひざに載せてもいいかと思います。
要は、赤ちゃんがリラックスできる状態がいいのです。寝返りが活発で、なかなか仰向けにならないという赤ちゃんは、このうつぶせマッサージだけでも大丈夫です。
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うつぶせベビーマッサージの方法:背中
14 首からスーッと背中をなでおろす
首のつけ根、肩甲骨を通り、おしりのほうに向かって、あくまで優しく背中をなでおろしてください。ずっと寝ている赤ちゃんには、マッサージをすることがちょっとした運動になるはずです。新陳代謝の促進や筋肉の発達にもつながります。
首回りは、指の腹で首回りを軽く滑らせるようにします。首・肩の血行を促進させるまで、ついてしまった向き癖を直すのに役立ちます。また、頭の形もよくなることが期待できます。
耳の後ろは、耳の後ろを軽くもんであげると、のどがよく通るようになって、ミルクやおっぱいを飲みやすくなります。風邪気味で咳込んでいるようなときにおすすめします。
うつぶせベビーマッサージの方法:おしり
15 背中からおしりにかけてマッサージ
片手で太もものあたりを支え、もう片方の手で尾てい骨の上からお尻の盛り上がったところにかけて、円を描きながら優しく撫でてください。下半身の血行を促進させて、お腹の調子を整える働きがあります。
うつぶせベビーマッサージの方法:足
16 足を曲げて足全体をマッサージ
かかとをおしりの方に持っていくような感じで優しくひざを曲げさせます。その後、脚の付け根からひざ下に向かって静かに撫で下ろすようにマッサージ。これを両方の足にやってあげてください。
17 手のひらをカップにして、背中をパコパコたたく
いよいよ仕上げです。手のひらをお椀のように丸めて、背中全体を軽く叩きます。さながらラバーカップのように、パコパコと空気を入れて音をたてるくらいがグッドです。ちょうどよい刺激で、赤ちゃんは気持ちいいと感じるでしょう。
ベビーマッサージこんなときはやっちゃダメ!!
まず、やってみたい気持ちはわかりますが、生まれて2カ月足らずの小さな赤ちゃんには試さないでください。まだ体が安定しているとはいえません。
それから、身をよじって嫌がったり、泣いたりしているときは、無理強いしないようにしましょう。
それから、授乳や何か口にしてから30分以内にやってはいけません。気持ちが悪くなって戻してしまいますし、嘔吐物で喉に詰まらせてしまうおそれもあり、危険です。
また、例えば時間を決めてあるからといって、たまたまそのとき眠っているからといって、起こしてまでマッサージする必要はありません。
熱を出したりして具合が悪いとか、予防接種をして24時間以内も避けてください。また、先天的に何かしらの病気があるときは避けたほうが無難ですが、お医者様の許可を得られている場合は、無理のない程度でやってあげるのもいいかと思います。
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