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遊びの中に文字を取り入れていきましょう
机に向かって、テキストやプリントをこなすことだけが、文字を覚える方法ではありません。
生活の様々な場面で文字の学習をするチャンスはあります。
たとえば、お風呂タイムは文字に興味を持たせるのに絶好の時間です。
最近では、お風呂に貼れるキャラクターの「あいうえお表」はどこの本屋さんにも置かれていますし、お風呂に浸けると文字が浮き出る絵本、音が出る文字学習のための絵本などもあります。
また、濡らすと文字が浮き出て一文字ずつ張り付けて言葉を作るパズルのような、色々な面白いグッズが売られていますので、試してみましょう。
また、お母さんの工夫次第でも、子どもの食いつきが異なってきます。
例えば、絵カードを使って遊んでいる時に、そこに平仮名のカードを1枚だけ混ぜておきます。
すると、「なぜここにこのカード?」と子どもの注意をひき、印象付けることで覚えることができます。
平仮名カードを隠しておいて、子どもに探させて、自分の名前の文字カードを全て見つけることができたら終了という宝探しゲームのようなものも良いでしょう。
おでかけした時に、あちらこちらに書かれている文字を読みながら歩くのもおすすめです。
このように、机に向かって「さあ、文字の勉強をします」「これは○と読みます。」としなくても、子どもが興味を示すことから自然に文字を学ぶことは可能です。
また、もともと机にきっちりと向かって学習ができているご家庭でも、遊びの中に学習した文字を取り入れることで、より定着を図ることができます。
なぜ、遊びの中に文字を取り入れることが大切か?
幼児期は、楽しい活動の中に学習がちりばめられている時に、その能力をフルに活用します。
たとえば、「7593」という数字を覚えさせたいとしましょう。
数字だけを覚えるように指示をしても、なかなか覚えられないものです。
しかし、オニごっこの中で、「7593」という数字を唱えると鬼が3秒間止まるというルールを取り入れます。
すると、驚いたことに、子ども達はいとも簡単に暗記してしまうのです。
このように、幼児期は机に向かう練習とともに、楽しい遊びの中での教育が適切なのです。
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